セミナー講師の仕事とは
セミナー講師の仕事は、参加した受講生に向けてセミナーのテーマに基づく内容を伝えることです。経営マネジメント、心理的ストレスコーピング、教育、恋愛などセミナーの内容は様々。セミナー講師は自身の得意とする分野についての知識やノウハウについて受講生に発信します。
収入は1回あたりの講演料が目安です。時間に応じても変化しますが講師の実績や人気度によっても5万円から20万円以上など収入が大きく変化する業種です。
セミナー講師として活動するには、なんらかの「資格が必要なのでは?」と考える方もいると思います。実際には、セミナー講師にこれといった必要な資格はありません。そのため、フリーランスとして活動する方や、セミナーをなりわいとする企業に就いたうえで活動する方もいます。
決まり切った資格はないとはいえ、受講生に気づき与える仕事です。実績がなければ講座に人を集めることは難しいでしょう。
開催日や場所を決める
セミナー講師として活動するにあたって、様々な準備を必要としますが、その1つに開催日を決めることが挙げられます。誰に、どんな内容のテーマで、どのような気づきを与えるのかを明確にしておくと、講演している具体的なイメージが浮かび上がるはずです。
また、講演する会場も事前に用意しおくことが望まれます。講師として活動する場合、必ずしも講演会場が用意されているわけではありません。そのため、自身で場所を確保するよう働きかけたり、ターゲットに合わせて会場の広さを調整したりすることも講師の仕事の1つです。
また、フリーランスでセミナーを開く場合には、大学の施設を提供されているのなら問題ありませんが、それ以外の場合はレンタルスペースを利用するなどして会場を確保する必要もあります。
講演を始める前に、ターゲット層、講演内容、開催日、場所および会場の広さなどを考慮したうえで、講演に必要な万全の体制を心がけましょう。
開催実績を積む
セミナー講師を考えている方のなかには、講師としての活動を考えているけれど、自分の知識が受講生に伝わるか不安…という人も多いのではないでしょうか。もちろん、はじめて講演を開いても100%成功するとは限りません。しかし、やらなければ「セミナー講師としての経験もゼロ」のまま。
コツを知るチャンスを逃してしまいます。特に、セミナー講師にはトークスキルが求められており、どんなに内容がよくてもトークが上手くなければ、講演の最中に眠ってしまう受講生もでてきます。逆に、既に多くの講師にいわれている内容であっても、人気を集める講演は多いのです。
セミナーを開くにあたっては、事前の準備と共に、どんどん数をこなして上手な講師になるコツを見つけていきましょう。