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生活バランスが壊れない程度に働こう
床で寝る人

本業と副業のバランスをよく考える

既にどこかの会社に勤務をしている人が副業を始めるときには、まずきちんと本業を優先させるという気持ちをしっかりと持っておく必要があります。

副業をするということは本業として行っている仕事が終わった休息のための時間で別の仕事をしていくということになりますので、それまで休んでいた時間がなくなることになります。

副業を始めたばかりの人にありがちなのが、そうした本来休息に当てるべき仕事のほとんどを別の仕事にしてしまうということで、24時間365日が仕事というような状態になっていたりします。

例えば本業として勤務をしている仕事がそれほど忙しくなく、きちんと定時に上がることができ職務上の負担もほとんどないということならかなり本気で副業をすることもできるでしょうが、おそらく厳しい就職状況が続く現在においてはそこまで時間に余裕がある仕事というのは珍しいでしょう。

もし本業としている仕事が繁忙期と閑散期とがくっきり分かれているなら、継続的な商売を副業にすることはおすすめできません。

具体的には何らかの物品を販売したり、定期的に仕事を引き受けるといったことです。

本業が暇なときには余裕を持って受注や納品をすることができても、繁忙期にはいつまでも対応がほったらかしになるということでは相手からの信用を失うことにもなってしまいます。

無理なく安定的に続けていくことが難しい仕事なら、短期ごとにきっちりと仕事を切ることができる職種を選ぶべきと言えます。

副業ばかり熱心になっていませんか?

副業を行う人の動機のほとんどは収入アップではないかと思いますが、それだけでなく例えば本業では叶えることができない自分の好きなことを仕事にしているという人もいるでしょう。

実際に収入に結びつくかどうかはともかくとして、会社員をしながら音楽活動をしていたり、模型や編み物などの作品を制作して販売しているといったような場合です。

そうした趣味の延長としての仕事をしているうちに、世の中に自分の作品が評価されてどんどん仕事が増えてくるということも考えられます。

もちろんそうした好きなことを多くの人に評価してもらうのは嬉しいことですし、より本格的に商売として確立するために将来的には本職の方をどこかのタイミングで辞めようという考えているかもしれません。

ですがそうした軌道に乗り始めた時期によくあるのが、生活時間の大半を副業の方にあててしまうというようなケースです。

副業ばかりに本気になってしまうと本業の仕事をしているときもそのことばかりを考えたり、ともすると適当に仕事を切り上げて早く副業をしたいという行動をとるかもしれません。

本当に本業を辞めるという段取りをしているならよいのですが、そうでなく両方を長く続けたいと考えるならそうした副業重視の生活スタイルは自分のためになりません。

本業はあくまでも本業で最も重視すべき仕事であるという自制の心は常に持っておきたいところです。

仕事中にオークションや株価のチェックはNG

ネットオークションで物品の販売をしていたり、株やFXをしているという人などはスマホなどを使って常に価格がどうなっているかを確認したくなります。

ですがあまりにもそれに熱中してしまうと、寝る間も惜しんで確認ばかりをするというようなことにもなってしまいます。

本業の仕事中にそれらを確認するというのは絶対にやめるべき行動です。

細かいチェックをしなくても特定の価格になったら自動的に売買をするという便利なソフトもありますので、自分の生活リズムを維持するためにもあまりにも情報に引きずられすぎることがないようにしていきましょう。

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